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バンフ国立公園の南東部に広がるカナナスキスカントリーには数多くの素晴らしいトレイルが充実しています。
その中でもRawson Lake(ローソンレイク)は、ファミリーでもお手軽に氷河が造り出した絶景を楽しむことができるハイキングコースの一つです。
また、釣りや、湖畔から稜線まで続くトレイルもあり、様々な楽しみ方ができ、カナナスキスエリアの中でも特におすすめのトレイルを紹介します。
基本情報
アクセス
カルガリーから
- 車で約2時間
- トランスカナダ・ハイウェイ1号線をバンフ方面へ走り、ハイウェイ40号線で南へ向かう
- 40号線を約50Km走り、Kananaskis Lakesの標識を右折
- Upper Kananaskis Day useの駐車場へ
バンフから
- 車で約1時間40分
- トランスカナダ・ハイウェイ1号線をカルガリー方面へ走り、ハイウェイ40号線へ南へ向かう
- その後は上記と同様にUpper Kananaskis Day useの駐車場へ
カナナスキスパス
2021年シーズンより、このエリアを利用するには、Kananaskis Conservation Passが必要となります。
- 日帰り$15、年間パス$90
- カナナスキスのビジターセンターもしくはオンラインで購入可
詳しくはこちらの記事、またはAlberta Parks のホームページを参照ください。
クマ対策
たくさんの野生動物が生息しているカナディアンロッキー。このトレイルも当然、クマと出会う可能性があり、その対策は必須です。
クマスプレーの携行をお忘れなく!
Rawson Lakeの楽しみ方は3つ
湖畔でのんびり
- 距離 往復7.8Km
- 標高差 320m
Upper Lake Day Useの駐車場の横がトレイルヘッドです。トイレもあります。
まずはUpper Kananaskis Lake沿いの平坦な道を歩きます。湖の景色や途中にある滝をみながら1.2Km進むと、分岐と標識が出てきます。
そこから湖までの2.7Kmは登りです。最初は急登が続きますが、道は整備されていて歩きやすく、ゆっくり行けば徐々に体が慣れてきます。6歳の息子もしっかり登りきりました。
しばらくすると景色が開けてきて、Rawson Lakeとその後ろには山の絶景が広がります。
湖畔沿いを200mほど進むとトレイルエンドの標識が出てきます。
トレイルの最新情報はAlberta Parksのホームページでチェックしましょう。
また、All Trailsというアプリではトレイルの基本情報や写真などチェックすることができます。
釣り
Rawson Lakeは釣りでも人気のエリア。とはいっても過去に2回、夏の週末に訪れたことがありますが、釣り人は10組ほどでした。
湖自体は大きく、トレイルエンドの標識からも湖畔沿いに道のあとはついているので好きな場所を選んで釣りを楽しめます。
エリアや時間を問わず、魚は常にライズしていて、近くでは泳いでいる様子も見れるため1日中飽きることはありません。
釣れるのはRainbow Trout、Cutthroat Trout、 LakeTroutなどです。
カナダで釣りをするのにはライセンスが必要となりますので事前に取得する必要があります。オンラインでの購入が一番手軽です。
稜線をめざす
普段から歩き慣れている方であれば、Rawson Lakeの湖畔まででは物足りなく感じます。
そんな方々は、そこから更に先、湖から見える山の稜線を目指すSarrail Ridgeトレイルに挑戦してみてはいかがでしょうか。
Upper Lake駐車場から往復11.3Km、標高差 1066m。Rawson Lake湖畔沿を歩き、対岸に見える稜線をめざしていきます。
筆者はまだ行ったことがないのですが、沢山のハイカーがチャレンジしています。
下から見る感じはかなりの急登ですが、稜線にでると下にはUpper Lakeが見え、開放的な景色が広がります。
まとめ
絶景を見ながら、たくさんの楽しみ方の選択肢があり、アクセスもよく、体力的にもキツくない我が家のお気に入りスポットのRawson Lakeの紹介でした。
息子を連れて稜線まで行ける日が来るまでは、釣りに没頭しつつ、リピートし続けたいと思います!