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- ついにカナダ到着!まずは何からしたらいいの?
- 早く現地の生活に慣れたい!
長旅を終えホット一息つきたいところですが、銀行口座開設やIDの取得などカナダ生活をスタートするためにやることが盛りだくさん。
この記事では現地生活に早く慣れるため、まずやるべきことをわかりやすくまとめました。
- この記事を紹介するのはこんな人
- ▶2022年に永住権を取得、カルガリー在住
▶ワーホリで初めてカナダに来て、豊かな自然に魅了される
▶このまま移住したいと思うも、いろんな困難があり移住を諦め日本へ帰国
▶帰国後は就職するもカナダ移住が諦めきれず、家族で永住権取得を決断
▶公立カレッジ⇒ポスグラ⇒1年働く⇒永住権申請で2022年にカナダ移住を達成
カナダ在住のわたしが、これまでの経験をもとに現地のリアルな情報をお伝えしています。少しでもカナダ生活を充実させる手助けになればうれしいです。
カナダに着いたら「まずやるべき」10のこと
先にやるべき10のことを紹介します。
- 交通系ICカードの購入
- SIMの契約
- 銀行口座開設
- 日本円の送金
- カナダで有効なIDの取得
- SINナンバーの取得
- 在留届の提出
- シェアハウス探し
- 仕事探し
- 車探し
いつまでにやるべきか?優先順位はある?
- 10個もあるけど、どれからやっていったらいい?
- いつまでに終われせればいいの?
- 簡単そうなものもあれば、難しそうなものもあるね…
次に10項目をいつまでに終わらせればいいのかを優先順位と合わせて整理しました。
住む場所や、生活スタイルによって多少前後しますし、「この項目は私には不要!」というものもあると思うので、あくまでも参考程度にチェックしてください。
やること | 優先順位 | どれ位で 終わらせる |
交通系ICカードの購入 | 高 | ~2日 |
SIMの契約 | 高 | ~3日 |
銀行口座開設 | 高 | ~1週間 |
日本円の送金 | 中 | 銀行口座開設したら |
カナダで有効なIDの取得 | 中 | 住所が決まったら |
SINナンバーの取得 | 低 | ~1ヶ月 |
在留届の提出 | 低 | ~1ヶ月 |
シェアハウス探し | 低 | ‐ |
仕事探し | 低 | ‐ |
車探し | 低 | ‐ |
それぞれもう少し解説していきます。
①交通系ICカードの購入
カナダ生活が始まると、移動手段はひとまず公共交通機関でという方がほとんどです。主要都市では日本と同様に交通系ICカードが普及しています。
例えばバンクーバーでは、空港から市内までスカイトレインという電車が走っていて、カナダ到着後の最初の買い物は、この交通系ICカードになることが多いです。駅の券売機で購入することができます。
②SIMの契約
スマホをカナダでも使えるようにするため、SIMの契約をしましょう。
日本と同様に、大手キャリアから格安スマホキャリアまで選択肢がたくさん。プランも様々です。
フリーWi-Fiは日本よりも普及しているけど…不便
日本とくらべカフェ、ショッピングモール、図書館などフリーWi-Fiが充実しています。シェアハウスもWi-Fi込み物件が多いので、中にはフリーWi-Fiでカナダ生活を乗り切ろうと考える方もいますがあまりオススメはしません。理由は、
・銀行やAmazonでの買い物など、SMS認証が必要なアプリが多く、カナダの電話番号が必要
・連絡のやりとりはSMS(テキストメッセージ)が一番使われているため、電話番号が必要
・バスがよく遅れ、運行状況をタイムリーに知ったり、遅れることを職場や友人に連絡できなくなる。
バンクーバーの冬はバスがよく遅れて、いつもアプリで運行状況をチェックしていました。
日本で使っているスマホをそのままカナダで使う場合は、日本でのSIMロック解除を忘れずにしましょう。
③銀行口座開設
移住を目指し長期でのカナダ滞在を考えたとき、カナダ銀行口座を持つことは必須です。口座をつくることで主につぎのようなメリットがあります。
- デビットカードがもらえる
- 給料(チェック)の振込先として利用できる
- 友人などとのお金の受け渡しが簡単(e-Transfer)
- 日本円の送金先にできる
口座開設の手続きは予約が必要なところがほとんどです。各銀行のホームページからオンラインで予約するか、直接銀行に行き「口座を開設したい」といえば予約を取ってくれます。空いていればその場で手続きしてくれる場合もあります。
必要なのはパスポート、ビザ、住所を証明できるもの
銀行はカナダ5大銀行やネット銀行があるのでご自身に合った銀行を選びましょう。
口座維持費が無料のネット銀行「Tangerine(タンジェリン)」がおすすめです!
④Wiseは簡単、早くて手数料も安い!日本円を送金しよう
まとまった日本円をカナダドルに交換するには、
- 日本の銀行口座から、カナダの銀行口座に送金
- 日本円をキャッシュで持ってきて、現地で両替し入金
がありますが、お金を現金で持ち歩くのはリスクが高いのでおすすめしません。
となると残るは銀行間の送金になりますが、Wiseが手軽で手数料が安く、早いため断然おすすめです。
日本のクレジットカードがあれば日本の銀行口座にお金を残しつつ、為替の状況と手数料を考慮しながらカナダドルとの支払いを分散させるという手もあります。
⑤カナダで有効なIDの取得
カナダではお酒を買うときや、レストランなどでアルコールを注文するときなど、ID(身分証明証)の提示を求められることがあります。
パスポートや国際運転免許証がそれに当たりますが、大きくてかさばるし、万が一盗まれてしまったらなにかと面倒です。
カナダのIDはカードサイズで持ち運びも楽チン!
IDは各州が発行していて、例えばBC(ブリティッシュコロンビア)州は
- BCドライバーズライセンス(運転免許証)
- BCID(British Colombia Identification Card)
が政府公認のIDとなります。
⑥SINナンバーの取得
SIN(シン)ナンバーは(Social Insurance Number)の略です。 9桁の社会保険番号で、カナダで働く際に必ず取得しなければなりません。
SINナンバーはつぎの方法で申請することができます。
- 窓口
- オンライン
- 郵送
窓口の申請は、Service Canadaで行います。即日SINナンバーが発行されますが、いつも大行列になっていて待ち時間がとても長い可能性が高いです。
オンラインでの申請は待ち時間もなく簡単に手続きをすることができます。ただし、SINナンバーを受け取るまで郵送で2~3週間程かかります。
1ヶ月以上同じ住所に住むのであればオンライン申請、近々住む場所が変わるようであれば窓口で辛抱強く待つのがいいでしょう。
⑦在留届の提出
外国に3ヶ月以上住所を定めて住む場合、「在留届」を提出することが法律で義務付けられています。
在留届を出していないとビザや永住権申請の際の書類手続きができないので必ず手続きしましょう。オンラインで簡単に提出できます。
またカナダ移住後、日本に一時帰国した際にJRが乗り放題になる「ジャパンレールパス」の利用資格の証明にもなります。
⑧シェアハウス探し
- 最初の1ヶ月はホームステイを申し込んだけどその後はどうしよう?
- とりあえずエアビーに何日か泊まるけど、すぐ住む家決めなきゃ
家探しはつぎのウェブサイトやアプリで情報収集します。
- Facebookマーケットプレイス
- Kijiji
- Craigslist
- 現地の日本語情報サイト(JPカナダ、e-Mapleカナダなど)
日本にいても見ることができるので、どんな物件があるかや相場観など時々チェックしておきましょう。
家賃や利便性などは要チェックポイントですが、気になる物件の「周辺コミュニティーはどんな感じか」を知っておくのは結構重要です。
具体的には、学生が多い、家族連れが多い、アジア人が多いなど。治安や雰囲気もエリアによってもグッと変わるよ。
⑨仕事探し
仕事探しは職種にもよりますが、
- お店の貼り紙
- 飛び込み
- 紹介
- ウェブサイト(indeedやLinkedInなど)
といった方法で探していきます。
用意しないといけないものは、レジュメ(履歴書)とカバーレター(志望動機)。
飛び込みで気になる場所にレジュメを配りにいく際には、その場で面接が始まることもあるので心の準備をしておきましょう。
また、面接まで進むとレファレンスチェックを求められることがあります。レファレンスとは、元職場の上司から「仕事ぶり」「職場での振る舞い」などをチェックするものです。
日本の職場へ連絡するのはまれで、カナダでの仕事経験が無いときは語学学校の先生などあなたのことを知っている人に一言レファレンスをもらえないか念のため聞いておくといいです。
⑩車探し
カナダは車社会。日本と違い、車での移動を前提として街が造られています。
バンクーバー、トロントといった電車やバスが発達している都市は、車なしでも生活はできますが、あったほうがベター。
カルガリーは電車はあるけど、バスの本数が少ないです。電車の駅近く以外に住むなら、車は必須になります。
広い土地と、何でもサイズが大きいカナダでは車を持っているかどうかで利便性や充実度が格段に違ってきます。
以下のサイトでは個人売買が中心ですが、自動車ディーラーの投稿もあります。
- Facebookマーケットプレイス
- Kijiji
- Craigslist
たま~に町中を走っている車や、道に止まっている車に「FOR SALE」と貼り紙がされていることがあるので、直接コンタクトを取るという方法もあります。
一段落したら|カナダ生活を充実させるための生活ハック
ある程度生活が落ち着いて余裕がでてきたら、日常をもっと充実させる段階になります。ポイ活ができるアプリや、おすすめアプリを活用して、カナダ生活を満喫しましょう。
まずはカナダ生活に慣れていくこと
ここまでカナダに着いたらやることを10個ご紹介しました。
新しい環境で、英語での手続きに苦戦する場面も出てくるとは思いますが、この記事で予備知識をつけることでカナダ生活のスタートダッシュを切っていきましょう!