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- カナダ移住に興味があるけど、わたしでも住めるの?
- 日本を脱出して海外に生活拠点を移したい。カナダが候補地だが決めかねている
- 日本での生活は息苦しいし、災害もあったりで将来が不安
リモートワークなど働き方の変化や、日本に住むことへの将来の不安などで海外移住を検討している方は多いのではないでしょうか。
その中でもカナダは世界有数の移民国家で、毎年多くの移民を受け入れています。また、カナダは『住みやすい国ランキング』で常に上位に入っており、豊かな自然・治安・教育・雇用などにおいて優秀な国であると言われています。
わたしはそんなカナダの自然に魅了され、永住権を取得しカナダに家族で移住してきました。
- この記事を紹介するのはこんな人
- ▶2022年に永住権を取得、カルガリー在住
▶ワーホリで初めてカナダに来て、豊かな自然に魅了される
▶このまま移住したいと思うも、いろんな困難があり移住を諦め日本へ帰国
▶帰国後は就職するもカナダ移住が諦めきれず、家族で永住権取得を決断
▶公立カレッジ⇒ポスグラ⇒1年働く⇒永住権申請で2022年にカナダ移住を達成
より詳しいプロフィールはこちらから
この記事では、カナダ移住を考えている人が疑問に思う
- カナダってどんな国?
- どうやって永住権をとるの?
- わたしの英語力で生活していける?
- どれくらいのお金が必要?
- カナダでどんな仕事ができる?
こんな疑問を「全て」解決しながら、カナダ移住に向けまずは知っておきたいことについて解説します。
カナダの特徴「3つ」
海外移住を考えたとき、国によって気候・文化・治安など特徴が異なります。
カナダの特徴はたくさんありますが、実際にカナダに住んでいて感じている特徴をあえて3つに絞ると
- 広大な土地に豊かな自然が広がっている。ただし、冬は長く厳しい。
- 移民が多く、移住者は色々な苦労をしてきているので助け合いの精神がある。
- 周りからの目をきにすることなく、自由なライフスタイルを送れる
これらを踏まえると、
- カナダ移住はこんなひとにおすすめ
- ✔自然が大好き!アウトドア派
✔ゆっくり自分らしいライフスタイルを送りたい。
✔周囲からの視線を感じたり、周りに合わせることに息苦しさを感じている。
✔様々なバックグラウンドを持つ人達がいる環境に身をおくことで、刺激をもらい自分自身レベルアップをしたい
カナダに移住するメリット・デメリット
つぎにカナダの特徴をメリット・デメリットに整理しました。
メリット | デメリット |
自然を身近に感じながら生活できる | 物価が高い |
様々な文化に触れることができる | 税金が高い |
英語が得意じゃなくても大丈夫 | 医療機関が混雑で高い |
治安は比較的良い | 日本に一時帰国するのが一苦労 |
仕事とプライベートの線引きが明確 | |
教育レベルが高い | |
子育てがしやすい | |
自然災害は少なめ | |
隣国はアメリカ |
カナダに移住する方法は?一番のハードルはビザ
カナダでは外国人である日本人が住もうと思ったときに避けて通れないのがビザ。
ワーキングホリデービザ、学生ビザ、Co-opビザをはじめ、それ以外にもビザの種類は様々あります。みなさんの状況により、最適なビザを選んでいく必要があります。
自分にあったビザを取得し、カナダに住みながら永住権を申請するという流れが一般的です。
カナダ移住=永住権の取得がゴールになりますので、つぎに永住権について解説していきます。
カナダ永住権のしくみ
カナダの永住権取得のためのプログラムはカナダ政府主体のプログラムもあれば、各州が提供しているものなど多数あります。プログラムによって条件が大きく異なり、自分自身の経歴に合ったプログラムを選択し、永住権を目指していきます。
- 注意
- この情報は2022年10月時点のものです。最新情報はカナダ移民局と各州の移民関連のサイトにてご確認ください。
まずは自分がどの永住権プログラムで申請可能かをチェック
永住権を申請するまでの流れを簡単に整理すると、
- どんなプログラムがあるかをチェック
- 各プログラムの要件をチェック
- 自分がどのプログラムで申請できるかを絞り込む
- 絞りこんだらそのプログラムをさらに深掘りしていく
どのプログラムもこれまでの経歴をポイント化し、そのポイントが高い順にITA(Invitation to Apply)と呼ばれる永住権の招待状を受け取ることができます。
ITAがないとそれ以降のステップに進んでいけないので、ITAの受け取りを目指していきます。
まずは、カナダ移民局のサイトのページでポイントを計算できるので、現時点で何ポイントあるかを確認してみましょう。
【Q&A】カナダ移住に関するよくある疑問・質問まとめ
よくある質問を「Q&A」でまとめます。疑問に思うことがあれば、まずはここをチェックしてみてください。
Q1:どれくらい英語ができればいいの?
A:最低、IELTSで6.0、CELPIPでも6.0は必要
カナダで生活するだけであればそこまで高い英語力は無くてもなんとかなりますが、永住権を目指すとなるとある程度の英語力が必要。
どの永住権プログラムも英語の必要最低点が設定されており、この点数はプログラムによって異なります。高得点であれば永住権申請に有利になります。
自分が申請するプログラムに必要な英語の点数を確認しつつ、最低でもIELTSで6.0、CELPIPでも6.0はあるといいです。
Q2:どのくらいの資金を用意したらいい?
A:住む場所、家族構成、ライフスタイルによって大きく異なります。
目安になるのがカナダ移民局が求めている資金証明。カナダに到着して仕事が決まるまでの数カ月間の生活費として証明する必要があるものです(プログラムによる)。
それによると、最低限必要な資金は以下の通り。
1人 | $13,310 |
2人 | $16,570 |
3人 | $20,371 |
4人 | $24,733 |
これに加え、渡航費、引越し費用、学費などがかかってきます。
Q3:30歳を過ぎてしまったけどカナダ移住は可能?
A:可能です。
30歳以上でカナダ移住を目指す際のデメリットは、
- ワーキングホリデービザが使えない
- 永住権申請の「年齢ポイント」が下がる
という2点。逆に、職務経験や学歴で有利になるケースもあります
私は永住権を取ろうと決めたのは30代半ばでした。私がどのようにして永住権を取ったのか気になる方はこちらの記事を参考にしてみてください。
Q4:家族連れでも移住できる?
できます。
方法はいくつかありますが、例えばどちらかが学生ビザでカレッジに行くと、そのパートナーは就労許可をとれます。その方法だと学生⇒就職⇒永住権という流れと、就労⇒永住権という2つ方法での可能性が出てくる場合があり、家族連れの方が永住権取得に有利になるケースも十分あります。
Q5:カナダではどんな仕事があるの?
A:様々な職種があります。
自分の興味がある仕事や、これまでのキャリアを無視してとにかく永住権に有利な職種という点ではつぎの2つがおすすめです。
- 「カナダで需要が高い」職種 高需要向けの移民プログラムがあるため
- 「手に職」系の職種 永住権申請の「職種ポイント」で高得点を狙える
また、どちらも就職先を見つけやすいということもオススメする理由です。
カナダで学校に通おうとしている方は、これらの有利な職種を意識してコースを選ぶといいですね。
Q6:治安はいいの?
A:良い
次のポイントを意識していればトラブルに巻き込まれたり、身の危険を感じることは少なく安心感をもって生活できます。
- ホームレスの多いエリアにいかない
- 夜はなるべく出歩かない、人通りが多く明るい場所を歩く
- 貴重品は見えるところに置かない
- 家や車のカギはしめる
- 車外から見えるところに荷物をおかない
- (賃貸や雇用など)契約書を取り交わす。ない場合はメールなどで記録が残るように
Q7:日本食は手に入る?
A:割高だが手に入ります
バンクーバーやカルガリーといった主要都市にはアジア系スーパー(T&T、H-Martなど)がいくつもあります。もちろん日本と比べると種類は少ないですが、調味料や、お米、お菓子などがあるので困ることはありません。
また、カナディアン系のスーパーでも醤油、調理酒、みりん、お米といった日本食に最低限必要なものは買うことができます。
価格はどこも日本より少し割高になります。
Q8:日本でよく見かけるお店はある?
A:いくつかあります。
バンクーバーには、
ユニクロ、無印、ダイソーがあります。日本食スーパー(コンビニ屋、Fujiyaなど)もあります。ラーメン屋、とんかつ屋など日本人オーナーのレストランもたくさんあります。
カルガリーは、
100円ショップ(OOMOMO)と日本食スーパー(True World Foods)があります。バンクーバーよりは少ないですが、日本人オーナーのレストランもたくさんあります。
ユニクロと無印はオンラインストアもあります。
Q9:広すぎ!カナダのどこに住むのがいい?
A:選択肢はたくさん。自分が求める条件から絞っていこう
- 都市部に住むか?田舎に住むか?
- 日本人がなるべく少ないところがいいか?
広大すぎるカナダは住む場所によって気候も違ったり、住んでいる人たちの特徴も異なったりと選択肢がたくさんあります。
- 住む場所を決めるポイント
- ✔何をしたいか
✔車を持つか
✔寒さに耐えられるか
この辺りを考えていくと候補地が絞られてきます。
Q10:カナダ移住を決意した!具体的に準備をしないといけないことは?
A:たくさんある
カナダに行く決心ができたら具体的に行動していく必要があります。まずはいつ頃いくかという目処をたて、それに向け、
- カナダにいくための準備
- 日本を離れるための準備
を始めていきます。
カナダにいく準備としては、
パスポート、ビザ、航空券、学校の手配、住む場所の確保など
日本を離れる準備としては、
退職手続き、退去および引越、住民票や健康保険といった公的手続きなど
カナダ移住に向けまずは一歩からスタートしてみよう
この記事を最後まで読んだということは、カナダ移住に向けた最初の一歩を既にスタートさせていると言ってもいいでしょう。
わたしの最初の一歩はカナダへの憧れからでした。実際に住み始めると、思っていたこととは違ったり、ビザの制限で狭苦しい思いをしたりと、悪い部分もたくさん見えてきます。
そんな中、モチベーションが保てず一度は移住を諦めて日本にも帰りました。しかしカナダに住みたいという気持ちがどこかにあり、その気持に素直になってもう一度挑戦し、いまはカナダで生活しています。
モチベーションを高く保ち、常々ベストな判断をすることを心がければ、きっとカナダへの移住を達成することができるはずです。
この記事で、カナダ移住という大きな一歩を踏み出すきっかけになると大変うれしいです。最後まで読んでいただきありがとうございました!